Montage,MODX Arpeggiator(アルペジェーター)MIDIデータをMontage ConnectやMODX Connect利用して一括してCubaseに移行する大まかな流れ。
こんちゃ、先日montageやmodexの Arpeggiator(アルペジェーター)MIDIデータをCubaseやReaonなどのシーケンスソフトに簡単に録音する方法を紹介させていただきましたがかなり簡易的な録音方法で今回紹介しようと思うのがMontageConnectやModexConnectを利用してトラックをまとめてCubaseにArpeggiator(アルペジェーター)MIDIデータを移す方法になります。
簡易的なArpeggiator(アルペジェーター)録音方法
手順としては、前回よりちょっと複雑になりますが一旦、MontageやModexに内蔵されている簡易シーケンサーに録音してPCのMontageConnectやModxConnectにソングデータを同期。シーケンサーにドラックアンドドロップをしたらトラックまとめてCubaseにMIDIデータを移せるようになります。
montageたmodxの構造的には、PERFOMANCEに音色を割り当てて音色にアルペジェーターやらモーションシーケンスやらを設定する仕様になっているみたいです。YAMAHAが初めての人はまず構造を理解するとわかりやすいと思います。
イメージ的には、図で書くと大体こんな感じになります。
Montage,MODX 初期設定
まずは、montage、modxのMIDIの初期設定を変更しなければいけません。montage V2.5では、Quick setupで2番Arp Rec on DAWの設定されていますのでボタンを押すだけで設定されます。
Utility>Setting>MIDI I/O
Local ControlをOFFに設定
Arp MIDI OUT をONに設定
(Arpeggiator(アルペジェーター)のデータが1音1音 MIDIデータとして出力されます。OFFの場合は、鍵盤を押したノートしか出力されませんデフォルトは、OFFに設定されています。)
Montage,MODX Arpeggiator(アルペジェーター)のテンポをSteinberg Cubaseと同期する。
次に、ReasonとMontage、Modxのテンポを同期させなければいけませんテンポがずれると大変ですからね。
Cubaseトランスポートメニュー>プロジェクト同期設定を選択
MIDIクロック出力先をmontage modx に設定。停止モードでMIDIクロックを送信にチェックでテンポ同期設定は完了です。
Steinberg Cubase MIDIトラックを追加する
シーケンスソフトSteinberg Cubase9.5にMIDIデバイスを追加します。
MIDIデバイスのMIDIチャンネルをMontage、modxに設定
Montage/modx Performanceで音色やアルペジェーターの種類を選択
Cubaseの設定が終わったら次は、Montage/Modex側の音色やアルペジェーターの設定、簡易シーケンスで録音までやっていきましょう。
(長くなるので細かいアルペジェーターの設定は、省きます大体こんな流れになる感じ)
Montage/ModexのPerformance画面でチャンネルの音色をタップ
次に、左からメニューが出てくるのでEDITをタップ
更にメニューが出てくるので
1.Arpeggioをタップ
2.Individualをタップ
3.パターン部分をタップするとアルペジェーターの検索画面に遷移します。
(1〜8あるのは、1trに最大8個までアサインできます。Arp selectボタンでリアルタイムに変更が可能です)
左からCategorySearchメニューが出てくるのでタップ
Montage/Modexのアルペジェーター検索画面に遷移するのでカテゴリーに沿ってタップしていきます。(数が膨大な為検索画面は良くできています)
上部から楽器、ジャンル、一番下は、アルペジェーターのパターンになります。
アルペジェーターのパターンを割り振りが完了したらPERFORMANCE画面に戻ります。音色名の下にあるArp onボタンをタップしてましょう。
ArpHoldon:一回鍵盤を叩いたら再生が続く、鍵盤を離しても再生は止まりません。
Arp on:鍵盤を押している状態の時にアルペジェーターが再生されます。鍵盤を離すと止まります。
次に簡易シーケンサーに録音するので、Play/Recをタップ
Montage/modx 簡易シーケンサーでアルペジェーターのMIDIデータを録音
Play/Recボタンでシーケンス画面に変わるので物理ボタンの●ボタンで録音ボタンが点滅。︎を押すと録音スタートします。
(この簡易シーケンスは、ステップレコーディング機能はありません)
Quantize(クゥオンタイズ)をかけたい場合は、RecQuantizeをタップして音符を選びましょう。
2回目以降のレコーディングは、モード選択が3種類出てくるのでプレイにあったモードで録音できます。
Replace:やり直し前のデータは、消す。
Overdub:前のデータは残したまま更に録音。
Punch:指定場所から録音
※Cubaseを立ち上げていると音色のMIDIチャンネルがうまくコントロールできない場合は、一旦Cubaseを切り離してスタンドアローンで録音することもできます。
MontageConnect/ModxConnectでMontage/Modx同期してアルペジェーターMIDIデータをCubaseにドラック&ドロップ!
Montage/Modx上でアルペジェーターのMIDI録音が完了したらMontageConnect/ModxConnectと同期します。
同期が完了したらSongImportタブをクリックして録音したソングデーターをCubaseにドラック&ドロップします。
ドラック&ドロップしたら一気にMIDIソングデーターがCubaseシーケンス上に反映されます。これで一連の作業は、完了です。
ザクっとおおまかな流れを紹介しましたが、まだ細かい設定などもあります。何度も繰り返して覚えていろいろな設定に気づいていきましょう。
Cubaseを再生すると音が2重に出てしまう時の対処法!
良く、初心者の方がアルペジェーターMIDIデータ移行後にCubaseの方を再生して音が2重に出てしまうことがあると思います。下記の確認事項を記載しておきますので良く確認してみてください。
- Montage、ModxのUtllity>LocalContolは、OFFになっているか。
- Montage、Modxの画面上はPERFORMANCE TOP画面になっているか(設定によっては簡易シーケンス画面だとシーケンスも同時に走ります)
- Montage、Modxのアルペジェーターボタン(物理ボタンの方)はOFFになっているか。(MIDIデータになっているので発音タイミングで更にArpが発動します)
- Cubase側のマスターキーボードのMIDI設定によっては、ArpのMIDIチャンネルとかぶる場合は、2重に音が出る可能性もあるのでマスターキーボードMIDIチャンネルをArp再生チャンネルで設定したMIDIチャンネル以外に再生時は選択しておく。(例:ARP再生チャンネルが1-1の場合、マスターキーボーと今、鍵盤を弾くと音が出るチャンネルが1-1の場合など)
YAMAHA MONTAGEとMODX 比較や違い
MONTAGEとMDXの違いと言ったらまずは、鍵盤のアフタータッチの違い。アフタータッチは、鍵盤を押した時にさらに押し込んで音色の効果を表現する機能だ。アフタータッチは、MONTAGEの方は、対応しているがMODXの方は、対応していない。音源方式や同時発音数などは、ほぼ同じで内蔵エフェクターやアルペジェーター のプリセットなどは、MODXの方が数が多いい。
外部出力は、MONTAGEの方がASSIGNABLE OUTPUT (BALANCED) [L]/[R] (TRSバランス出力端子)が付いている。
何と言ってもサイズと重さが圧倒的にMODXの方が良い。持ち運ぶ想定なら断然MODXの方をお勧めする。デザインはMONTAGEの方が良い。
青いマーカーを引いている箇所が違う所になります。
YAMAHA MONTAGE
■鍵盤:FSX鍵盤(イニシャルタッチ/アフタータッチ付)
■音源方式:Motion Control Synthesis Engine AMW2: 8エレメント FM-X: 8オペレーター、88アルゴリズム
■最大同時発音数:AWM2: 128音(ステレオ/モノ波形いずれも)、FM-X: 128音
■マルチティンバー:内蔵音源16パート、オーディオ入力パート(A/D*1、USB*1) *1 ステレオパート
■波形メモリー:プリセット: 5.67GB相当(16bitリニア換算)、ユーザー: 1.75GB
■パフォーマンス数:約1,800
■フィルター:18タイプ
■エフェクター:リバーブ×12タイプ、バリエーション×76タイプ、 インサーション(A、B)×76タイプ *2、マスターエフェクト×15タイプ *2 A/Dパートインサーションは71タイプ <各エフェクトタイプにプリセットプログラム搭載> マスターEQ (5バンド)、 1stパートEQ (3バンド)、 2ndパートEQ (2バンド)
-------シーケンサー------------------
■シーケンサー 容量:約130,000音
■音符分解能:四分音符/480
■テンポ(BPM):5~300
■曲数:曲数64曲
■トラック:トラック16シーケンサートラック、テンポトラック、シーントラック
■レコーディ ング方式:リアルタイムリプレース、リアルタイムオーバーダブ、リアルタイムパンチ
■再生:MONTAGEオリジナルフォーマット、SMFフォーマット0,1
-------アルペジエーター----------------
■パート:最大8パート同時オン可
■プリセット:約10,000タイプ
■ユーザー:256タイプ
-------モーションシーケンサー---------
■レーン:最大8+1系統
-------その他----------------------------
■ライブセット数:プリセット: 128以上、ユーザー: 2,048
■接続端子:[USB TO DEVICE]、[USB TO HOST]、MIDI [IN]/[OUT]/[THRU]、 FOOT CONTROLLER [1]/[2]、FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]/[SUSTAIN]、 OUTPUT (BALANCED) [L/MONO]/[R] (TRSバランス出力端子)、 ASSIGNABLE OUTPUT (BALANCED) [L]/[R] (TRSバランス出力端子)、 [PHONES] (ステレオ標準フォーンジャック)、 A/D INPUT [L/MONO]/[R] (標準フォーンジャック)
■消費電力:20W
-------MONTAGE6サイズ----------------------------
■幅:1,244mm
■高さ:131mm
■奥行き:396mm
■重さ:17kg
YAMAHA MODX
■鍵盤:セミウェイテッド鍵盤(イニシャルタッチ付)
■音源方式:Motion Control Synthesis Engine AWM2: 8エレメント FM-X: 8オペレーター、88アルゴリズム
■最大同時発音数:AWM2: 128音(ステレオ/モノ波形いずれも)、FM-X: 64音
■マルチティンバー:内蔵音源16パート、オーディオ入力パート(A/D*1、USB*1)*1 ステレオパート
■波形メモリー:プリセット: 5.67GB相当(16bitリニア換算)、ユーザー: 1.0GB
■パフォーマンス数:約2,000
■フィルター:18タイプ
■エフェクター:リバーブ×12タイプ、バリエーション×85タイプ、 インサーション(A、B)×85タイプ *2、マスターエフェクト×23タイプ *2 A/Dパートインサーションは80タイプ <各エフェクトタイプにプリセットプログラム搭載> マスターEQ (5バンド)、 1stパートEQ (3バンド)、 2ndパートEQ (2バンド)
-------シーケンサー------------------
■シーケンサー 容量:約130,000音
■音符分解能:四分音符/480
■テンポ(BPM):5~300
■曲数:128曲
■トラック:トラック16シーケンサートラック、テンポトラック、シーントラック
■レコーディ ング方式:リアルタイムリプレース、リアルタイムオーバーダブ、リアルタイムパンチ
■再生:MODXオリジナルフォーマット、SMFフォーマット0,1
-------アルペジエーター----------------
■パート:最大8パート同時オン可
■プリセット:約10,239タイプ
■ユーザー:256タイプ
-------モーションシーケンサー---------
■レーン:最大8+1系統
-------その他----------------------------
■ライブセット数:プリセット: 256、ユーザー: 2,048
■接続端子:[USB TO DEVICE]、[USB TO HOST]、MIDI [IN]/[OUT]、 FOOT CONTROLLER [1]/[2]、FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]/[SUSTAIN]、 OUTPUT [L/MONO]/[R] (標準フォーンジャック)、 [PHONES] (ステレオ標準フォーンジャック)、 A/D INPUT [L/MONO]/[R] (標準フォーンジャック)
■消費電力:16W (電源アダプターPA-150B使用時)
-------MODX6サイズ----------------------------
■幅:937mm
■高さ:134mm
■奥行き:331mm
■重さ:6.6kgト0,1
-------アルペジエーター----------------
■パート:最大8パート同時オン可
■プリセット:約10,000タイプ
■ユーザー:256タイプ
-------モーションシーケンサー---------
■レーン:最大8+1系統
-------その他----------------------------
■ライブセット数:プリセット: 128以上、ユーザー: 2,048
■接続端子:[USB TO DEVICE]、[USB TO HOST]、MIDI [IN]/[OUT]/[THRU]、 FOOT CONTROLLER [1]/[2]、FOOT SWITCH [ASSIGNABLE]/[SUSTAIN]、 OUTPUT (BALANCED) [L/MONO]/[R] (TRSバランス出力端子)、 ASSIGNABLE OUTPUT (BALANCED) [L]/[R] (TRSバランス出力端子)、 [PHONES] (ステレオ標準フォーンジャック)、 A/D INPUT [L/MONO]/[R] (標準フォーンジャック)
■消費電力:20W
-------MONTAGE6サイズ----------------------------
■幅:1,244mm
■高さ:131mm
■奥行き:396mm
■重さ:17kg
YAMAHA ( ヤマハ ) / MODX8 (88鍵)
YAMAHA ( ヤマハ ) / MODX7 (76鍵)
YAMAHA ( ヤマハ ) / MODX6 (61鍵)
YAMAHA ( ヤマハ ) / MONTAGE8 (88鍵)
YAMAHA ( ヤマハ ) / MONTAGE7 (76鍵)
YAMAHA ( ヤマハ ) / MONTAGE6 (61鍵)
STEINBERG ( スタインバーグ ) / Cubase Pro 10
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デワデワ
enjoy music!!!!